6月28日及び29日、深澤外務大臣政務官は「ドブロブニク・フォーラム」に出席しました。

 6月28日~29日の2日間にわたり、ドブロブニク・フォーラム(注)が開催されました。1日目となる6月28日、深澤政務官は、同フォーラムのガラ・ディナーに出席し、プレンコビッチ・クロアチア首相(H.E. Mr. Andrej PLENKOVIC, Prime Minister of the Republic of Croatia)と懇談しました。両者は、日・クロアチア外交関係樹立30周年に当たる昨年に、日・クロアチア航空協定が署名されるなど両国間関係が発展したことを歓迎するとともに、ウクライナ情勢を始めとする地域情勢について意見交換を行いました。また、深澤政務官はグルリッチ=ラドマン・クロアチア外務欧州大臣(H.E. Mr. Gordan GRLIC RADMAN, Minister of Foreign and European Affairs of the Republic of Croatia)と懇談し、両国が様々な分野において連携を深めていくことで一致しました。

(注)クロアチア政府が毎年クロアチアのドブロブニクで主催する、欧州や欧州域外の国際情勢について議論を行う国際会議

 

 

 

 同フォーラム2日目の6月29日、深澤政務官は、パネル・ディスカッションに参加し、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であるとの認識を示しつつ、日本によるウクライナ支援に関する取組等を発信しました。

 

 

 

 

 また同日、深澤政務官は、同フォーラムのフリンジで、コンドフ・ブルガリア外務副大臣(Mr. Ivan KONDOV, Deputy Minister of Foreign Affairs of the Republic of Bulgaria)と会談を実施しました。両者は、「3つの周年」(注)に当たる記念すべき本年に、両国間のワーキング・ホリデー制度の導入に向けて協議が開始されたことを歓迎しました。また、基本的価値を共有する重要なパートナーである両国が、二国間レベルだけでなく、日・EU協力や日・NATO協力等の多国間レベルでの協力を拡大していくことで一致しました。更に、両者はウクライナ、欧州、東アジア情勢などについて意見交換を行いました。

(注)日・ブルガリア交流開始115周年、外交関係樹立85周年、外交関係再開65周年

 

 

 

 このほか、深澤政務官は、ドブロブニク・フォーラムに出席していたテドロス・アダノム・世界保健機関(WHO)事務局長(Dr. Tedros ADHANOM GHEBREYESUS, Director-General, World Health Organization)、クリスティアン・シュミット・ボスニア・ヘルツェゴビナ上級代表(Mr. Christian SCHMIDT, High Representative for Bosnia and Herzegovina)、エルメディン・コナコビッチ・ボスニア・ヘルツェゴビナ外務大臣(Mr. Elmedin KONAKOVIC, Minister of Foreign Affairs of Bosnia and Herzegovina)等と意見交換を行いました。