7月7日及び8日、吉川ゆうみ外務大臣政務官は、クロアチア南部のドブロブニク市を訪問し、クロアチア外務欧州省が主催する「ドブロブニク・フォーラム」に出席しました。
吉川政務官は、7日夜にフォーラム開幕を告げるガラ・ディナーに参加、グルリッチ=ラドマン外務欧州相と懇談し、日クロアチア外交関係樹立30周年にあたって良好な二国間関係を確認しました。
吉川政務官は、8日、国際政治の安定化と国際秩序に関するパネルにパネリストとして出席し、ロシアによるウクライナ侵略を受け、法の支配に基づく国際秩序が脅かされる中、基本的価値及び原則を共有するクロアチア及び欧州諸国との連携強化の方策について論じました。また、G7広島サミットの成果についても紹介しました。
吉川政務官は、アフメティ・コソボ外務副大臣と会談を行い、二国間関係や西バルカン情勢について意見交換を行いました。
本年の「ドブロブニク・フォーラム」には、クロアチアからプレンコビッチ首相、ヤンドロコビッチ議会議長、グルリッチ=ラドマン外務欧州相が、また、ペイチノビッチ=ブリッチ欧州評議会事務局長、ボレルEU外交・安全保障政策上級代表を含む16か国の外務大臣等、国際機関やシンクタンク等の代表者が出席し、「NAVIGATING THE GLOBAL RESHUFFLE」のテーマの下、議論が行われました。
7日、フォーラムに先立ち、吉川政務官は、クロアチア南部のスプリット市を訪問し、在スプリット名誉総領事と意見交換を行いました。