6月14日、日本・EBRD協力基金によるペトリニャ市を対象とした震災復興支援プロジェクトの中間報告会が行われました。

 欧州復興開発銀行(EBRD)は、2020年の地震で大きな被害を受けたペトリニャ市において、日本・EBRD協力基金を活用した震災復興支援プロジェクト「Petrinja Post-Earthquake Urban Regeneration – Strategic Support Services (Building Back Better)」を実施しています。

 このプロジェクトは、ペトリニャ市の経済的低迷を成長へ回帰させるため、同市の再開発プランを提案するとともに、日本の知見も活用しつつ、2020年の震災の教訓を確実に次世代に伝えることを目的としています。

 14日には、このプロジェクトの実施を担うコンサルタントから、ペトリニャ市の特定地域の再開発の2つのシナリオが発表されるとともに、復興ニーズ等に関する市民の考え等に関する調査結果が報告されました。礒大使は、ゴメス・ペトリニャ市長及びジンチュクEBRDクロアチア所長とともに挨拶を行いました。