8月6日、上田臨時代理大使は、ビオグラード・ナ・モル市で開催された原爆犠牲者追悼式典に参加しました。

 8月6日、ビオグラード・ナ・モル市では、原爆犠牲者追悼式典が厳かに開催されました。本式典は、毎年イバン・クネズ市長により主催されており、今年で13回目を迎えました。

 式典では、2009年に同市により平和を祈念し設置された折鶴像前で、追悼の意を表し灯篭流しが行われました。イバナ・スタミチャル市議会議長、ビェロバル市のダリオ・フレバク市長らが出席したほか、同市を訪れていた観光客らも参加し、平和への祈りが捧げられました。

 上田臨時代理大使は、先般、岸田総理大臣が日本の総理大臣として初めて第10回核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議に出席し、「核兵器のない世界」に向け「ヒロシマ・アクション・プラン」を発表したことに触れつつ、本式典のような取組を含め、被爆の実相を世界に伝えていくことが益々重要になっているとして、クネズ市長の継続した努力に感謝と敬意を表しました。