アドリア海沿いのビオグラード・ナ・モル市では、毎年8月6日、イバン・クネズ市長主催の原爆犠牲者追悼式典が開催されており、今年は12回目でした。
今年も感染症対策のため、少人数の「灯篭流し」でしたが、旗めく日の丸の下、厳かに行われました。イバナ・スタミチャル市議会議長、オブロバツ市のアンテ・ジュパン市長、ベンコバツ市のトミスラブ・ブリッチ市長、元議会議員のブラトコ・コピッチ医師らが参加しました。
嘉治大使からは、この一年の核軍縮に関わる国際社会の動きに触れつつ、日本は唯一の戦争被爆国として、「核兵器のない世界」の実現に向け主導して行きたい、として、クネズ市長の継続した努力に感謝と敬意を表しました。