4月24日、マクシミール公園にて、日本の製薬会社主催でファブリー病啓発月間の植樹イベントが開催されました。

 日本の武田薬品工業は、ファブリー病の革新的な治療法の開発に取り組んでいます。この病気は,細胞内での糖脂質の分解に必要な酵素が生まれつき足りないために、全身の細胞に糖脂質が蓄積する希少疾患で、4月はファブリー病啓発月間です。武田薬品工業のクロアチア事務所は24日、首都ザグレブのマクシミール公園にて、クロアチア希少疾患協会(Rare Disease Croatia)の参加を得て、同社主催のイチョウの植樹イベントを開催、当館からも市村書記官が参加しました。イチョウは、生きた化石とも言われており、ファブリー病患者が有している忍耐強さや強靭性を象徴しているとのことです。