今大会は,19日(水)から23日(日)の5日間,イストラ半島沿岸部に位置し世界遺産エウフラシウス聖堂を有する美しい都市,ポレチュ市で開催されました。組手,型,パラ空手の試合が行われ,欧州47か国から646名の選手が参加し,沖縄発祥のスポーツである空手を通じて大規模な国際交流が行われました。
大会の開会式では,ツィペク・クロアチア空手連盟会長(兼欧州空手連盟事務局長),エスピノス世界空手連盟会長(兼欧州空手連盟会長),ミラノビッチ大統領,ドルジャク観光・スポーツ副大臣,ペルシュリッチ・ポレチュ市長が挨拶したほか,コバチッチ・パラリンピック委員会会長(兼欧州パラリンピック委員会会長)やパリアガ・ロビニ市長,各国大使などが観戦しました。嘉治大使は女子組手68キロ級の表彰式で,感染症対策を遵守しつつプレゼンターを務めました。
クロアチアは計4つのメダル(男子団体金,女子団体銅,女子個人組手銅,女子個人パラ空手銅)を獲得しスポーツ大国としての強さを示したほか,イバン・クベシッチ選手が今大会を通じて東京オリンピックへの出場権を獲得しました。
女子組手68キロ級の表彰式