2月12日、「焼締―土の変容」展をイストラ考古学博物館セイクリッドハーツギャラリーで開会しました。

 この催しは、釉薬を施さず高温で焼成されるやきものである「焼締(やきしめ)」を紹介するものです。茶陶における焼締めや食の器としての焼締め作品、さらにオブジェ作品と化した焼締めなど、様々な展示をお楽しみ頂けます。当館、国際交流基金、イストラ考古学博物館の共催で開催されています。

 

 開会式では、嘉治大使、チャキッチ=クハル・イストラ副県知事とプフ=ベルチ・プーラ副市長から挨拶が行われました。また、イストラ考古学博物館のコムショ博物館長から、昨年秋の人形展に引き続き、日本に関する展覧会を開催できることに感謝するとの言葉がありました。碧南市と姉妹都市であるプーラ市では、本展においてプーラ大学日本語・日本文化学科の人たちとの交流も予定されており、日本文化の紹介が一層進むことが期待されます。

 この展覧会は、4月中旬まで開催される予定で、入場料は無料です。