2011年に日本物産店「Destinatio Tokyo」を、また2016年にザグレブで初めて居酒屋「Gyoza Sake Bar」を開店し瞬く間に人気を集めたアントニオ・イェルコビッチ氏(トニーさん)は、2020年9月14日に逝去されました。
トニーさんは、当館主催の文化行事にも協力し、クロアチアにおける日本文化・日本語の普及に貢献されました。2011年3月の東日本大震災の際には、滞在していた日本から被災地の現状についてレポートし、クロアチアの多くの人々からの寄付や励ましの手紙、折り鶴が寄せられるきっかけとなりました。
トニーさんのこうした貢献への感謝を伝える外務大臣からの感謝状を御遺族に授与し、遠くの日本ファンの方々とも分かち合いました。
トニーさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
※本式典は、Japan Day 2021の中で開催され、式典の様子はオンラインでライブ配信されました。