京都市とザグレブ市は1981年10月22日に姉妹都市提携を結んで以来、40年の長きにわたり交流が続いています。
式典では、ザグレブ市のトマシェビッチ市長から、京都議定書が署名された都市として有名な京都市は、昨年3月にザグレブで大規模地震が発生した直後にいち早くお見舞いのメッセージをくださり大変感謝している、ザグレブ市と京都市、そして、クロアチアと日本の更なる交流発展に向けて尽力していきたい旨述べられました。京都市の門川大作市長はビデオメッセージを通じ、コロナの世界的影響により、美しいザグレブへの訪問が叶わないこと、また京都へお迎えできないことを残念に思う、京都市はSDGsや「2050年二酸化炭素排出量正味ゼロ(ゼロカーボン)」を目指した取組を実施している、文化・観光だけでなく、環境、経済、景観など様々な面で共通課題の共有・情報交換を希望すると述べられました。
式典には、ザグレブ市議会を代表してボサナツ議員、本姉妹都市提携のために尽力され、締結後も両都市の交流に深く携われた下岡萬壽美氏、クロアチア・日本経済文化協会、日本企業関係者などが出席し、今後の交流に向けた意見交換が行われました。
前日21日には、ザグレブ市内の国立大学図書館前の噴水に40周年記念のロゴマークが投影されました。京都市でも、クロアチアのお菓子クレムシュニテが大人気であるなど、40周年記念に際して様々な企画が行われています。次の40年、交流が益々促進されますように!
ロゴマークが投影された国立大学図書館前の噴水
(参考1)ベチェルニ・リスト紙における本件に関する報道(紙面と仮英訳はこちら)
(参考2)京都・ザグレブ姉妹都市提携40周年記念事業(詳しくはこちら)
・スイーツでクロアチアを旅する(京都市内21の洋菓子店等でクレムシュニテを販売)
・kokokaオープンデイ(京都市国際交流会館でクロアチアに関するギャラリートークを開催)
・本でクロアチアを冒険しよう(京都市図書館でクロアチアの児童文学等を展示)
・姉妹都市パネル展(京都駅ビルで姉妹都市の風景写真等を展示)
(参考3)京都市とザグレブ市のこれまでの交流(京都市HP参照)