このイベントは、ザグレブ大学の電気工学・コンピュータ学部と当館の共催により開催されました。
石黒教授は、日本政府が進める「ムーンショット型研究開発」におけるプロジェクト・マネージャーを務めているほか(詳細はこちら)、2025年大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーでもあります(詳細はこちら)。2011年には同学部やリエカ大学に来訪し講演を行いましたが、今回はオンラインでの参加となりました。
石黒教授から、自身が開発する自律型ロボットや遠隔操作型ロボット(アバター)の技術、日本政府の支援を基に実現を試みるアバター共生社会、また大阪・関西万博への出展計画等について紹介があり、続いて、石黒教授、副学部長のニコラ・ミシュコビッチ教授、同学部のスベン・ロンチャリッチ教授、ズデンコ・コバチッチ教授、マトコ・オルサグ助教授によるパネルディスカッションが開催されました。講演に先立ち、嘉治大使は10月14日、グレデツ学部長を表敬訪問し、研究者や学生の皆さんの案内の下、学部の最先端の施設も見学し、当日のパネルディスカッション冒頭には、日本とクロアチアの科学技術交流の一層の進展への期待を表明しました。
講演前日には、ベチェルニ・リスト紙において、石黒教授へのインタビューが掲載されました。(紙面はこちら)