8月28日、嘉治大使は、アヌシッチ・オシエク=バラニャ県知事及びガモシュ・オシエク副市長をそれぞれ表敬訪問しました。

 オシエク=バラニャ県は、クロアチアで4番目に大きい人口を抱えるオシエク市を中心都市とし、肥沃な土地に恵まれた「東スラボニア」と呼ばれる内陸地域に位置します。90年代の紛争では激しい戦闘が繰り広げられましたが、EUや政府の支援も受けながら復興に取り組んできました。

 アヌシッチ知事からは、戦後25年、明日を切り開いていくこの県の課題等が語られ、経済・農業・文化等の分野における日本との交流拡大に対する期待が示されました。

 ガモシュ副市長からは、オシエク市における地雷除去をはじめとした日本による無償資金協力に対する謝意が述べられるとともに、オシエク市はIT産業に力を入れていること、オシエク市人口の5人に1人は学生であること、複数の民族が共生していること等が紹介されました。

 

アヌシッチ知事との共同記者会見

 

ガモシュ副市長との共同記者会見