嘉治大使は、ヤドラン・ツナ社を訪問しました。

 嘉治大使は、8月6日、ザダル県のビオグラード・ナ・モル市近郊のクロマグロ畜養業者ヤドラン・ツナ社のミラン・マンディッチ社長を訪問した後、同社役員のレオ・マンディッチ氏の案内により畜養施設を視察しました。同社は、クロアチアにあるクロマグロ畜養業者の大手4社のうちの1つであり、同社で生産されるマグロは、ほぼ全て日本へ輸出されます。また、新型コロナウイルスによるマグロ・ビジネスへの影響については、価格は昨年に比べ下がっているが、クロアチアのクロマグロは品質が良いためか、同社の出荷量は昨年と同じか、やや増えているとのことです。それでも世界経済全体が打撃を受け見通しが立てにくい中、クロアチアのマグロ業界の皆さんは、雇用を維持しつつ、マグロを大きく育て、日本とクロアチアの貿易の主流を維持しています。