嘉治大使は、ビオグラード・ナ・モル市で開催された原爆犠牲者追悼式典に参加しました。

 ビオグラード・ナ・モル市では、毎年8月6日、イバン・クネズ市長のイニシアチブのもと、原爆犠牲者追悼式典が開催されており、今年は第11回目でした。式典には、同市関係者と嘉治大使が参加しました。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、規模は縮小され、参加者による「灯篭流し」のみが行われました。街には日本国旗が掲げられ、日本を温かく迎え入れてくれました。

 嘉治大使から、クネズ市長に対し、俳句家でもあるシュタンブク元駐日大使・現駐イラン大使(平成30年に旭日重光章受章)から託された、原爆をテーマとした俳句をクネズ市長に渡しました。

 ビオグラード・ナ・モル市は、核兵器廃絶を目指す都市により構成される平和首長会議の副会長都市です。クネズ市長は、長年の功績が認められ、平成30年に旭日小綬章を受章しました。