ロンギン知事から、ザダル県には魅力的な観光資源があり,同県を訪れる日本人観光客は年々増えている,同県には有望な投資プロジェクトがあり日本企業にも是非参加してほしい,同県の良質なワインや水産物を是非日本に輸出したいとの話があり,日本との関係強化に向けた強い意欲が示されました。
嘉治大使からは、毎年ザダル市で開催される「マグロ,寿司&ワイン祭」に対する同県関係者の協力に改めて感謝申し上げるとともに、カリ・ツナ社をはじめとするマグロ畜養事業が地域の経済に貢献していることに触れつつ、今後,ザダル県と日本との幅広い交流促進を図っていきたいと述べました。
また,ロンギン知事との懇談後,ザダル市のマグロ蓄養会社ペラゴス・ネット・ファルマを訪問し,同社の水産加工施設を視察しました。マグロはクロアチアの対日輸出の5割近くを占める重要な貿易品目となっており,マグロを通じた両国の経済関係の発展が期待されます。