11月19日,シンクタンクIRMO主催の日EU協力に関するセミナー「Extending Japan-EU cooperation: new opportunities for Croatian EU Presidency」が開催されました。同セミナーでは,日EUが共有する価値及び課題,日EU・EPAとその可能性,日EU・SPAとその地球規模課題(環境問題・気候変動等)への役割につき議論が行われました。
冒頭,サーニャ・ティシュマIRMO所長,ズラテフ駐クロアチア欧州委員会代表,マテ・グラニッチ大統領特別顧問とともに,嘉治大使が挨拶を行いました。また,パネリストとして,・谷口智彦内閣官房参与/慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授,兒玉和夫欧州連合日本政府代表部大使,中西優美子一橋大学大学院法学研究科教授が参加しました(兒玉大使の日EU・EPAに関するスピーチはこちら。中西教授の関連論文はこちら。)。
登壇者や参加者からは,価値を共有するパートナーとしての日本との協力がEUにとり非常に重要であり,今次セミナーはこれを改めて認識し,EU議長国となるクロアチアを通じ更なる協力の可能性を探る良い機会であるとの発言がありました。