HAZUの本部は、日本大使館の向かい側にある歴史的な建物です。HAZUはこのほか複数の文化交流施設をザグレブに持っており、11月11日に当館が主催した和楽器コンサートには、銅像博物館(Gliptoteka HAZU)を会場として提供して下さいました。このように、日本文化の普及に大変貢献してくださっています。
当日は、ナイドハート学長から、同アカデミーの歴史や現在の活動状況などについてお話があったほか、今後も当館と文化事業で是非交流を続けて行きたい旨述べられました。
また、当日は、クロアチア人建築家グループ「P&Rアーキテクツ」のクレシミル・ロギナ氏及びビンコ・ペネジッチ氏も同席しました。両氏は、シュタンブク元駐日大使(令和元年に旭日重光章を授章)のご厚意により、新潟県十日町市にあるジャパン・クロアチアフレンドシップハウスのデザインを無償提供されました。同施設は今でも市民に愛され、オリンピック選手村としても活用される予定で、十日町市とクロアチアの友好関係の象徴となっています。