3日,嘉治大使は,シベニク・クニン県庁舎を訪れ,パウク・シベニク=クニン県知事を表敬訪問しました。また,その際,ミレタ・シベニク市副市長も同席されました。
我が国は,90年代後半から2011年にかけて,同県に「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を実施し,医療機材の供与や水供給システムの整備等の支援を行うなど,同県と深いつながりがあります。今回の訪問では,我が国と同県のこれまでの交流を確認するとともに,貿易や投資,観光,文化・スポーツといった様々な分野における今後の協力の可能性について懇談しました。
パウク知事から,シベニク=クニン県には世界遺産や豊かな自然など魅力的な観光資源があり,当地を訪れる日本人観光客は増えている,近年,工業団地の造成など投資環境整備に力を入れており,日本企業にも是非投資を行ってほしいとの話があり,日本との関係強化に向けた意欲が示されました。