4月5日,宮﨑臨時代理大使は,ザダル市で開催された第5回「マグロ,寿司&ワイン祭」のオープニング・イベントに出席しました。

 ザダルは、クロアチア海岸中央部にあり、ローマ時代の遺跡が残る観光都市です。この地域で畜養されているクロマグロの大半が日本に輸出されており、このご縁で、当館も後援して,4月5日から14日まで「マグロ,寿司&ワイン祭」が開催されました。本イベントは今年で5回目を迎えましたが、マグロ畜養業者のみならず、地元のレストランや農業・漁業生産者が協力するなど、地域に根ざしたフェスティバルとして定着しています。

 

 5日の開会記念式典及びガラ・イブニングには,ザダル市長やザダル県知事,マトゥシッチ観光省副大臣,ミラノビッチ元首相,宮﨑臨時代理大使のほか,自治体関係者,観光関係者,生産関係者,日本の協賛企業関係者なども出席し,オープニングを祝う催しが盛大に行われました。

 

 宮﨑臨時代理大使は,同日のイベントで河野外務大臣の祝辞を代読し,クロアチア産のマグロの質の高さは日本でも高く評価されており「和食」の重要な一部を担っている,日本とクロアチアがマグロを通じて強く結ばれていることを大変うれしく思う,本祭典が継続的に開催され,両国の友好親善の裾野が広げられていることは大変意義深い旨述べました。

 

 この祭の期間中は,武道や折り紙などの日本文化の紹介も行われました。

 


宮﨑臨時代理大使による挨拶


寿司の提供