8月6日、クネズ・ビオグラード・ナ・モル市長に勲章が伝達されました。

 クロアチアの海岸部にあるビオグラード・ナ・モル市においては、クネズ市長の主導により、広島市・長崎市との交流を進めており、2010年からは、折鶴をかたどった碑の前で原爆犠牲者追悼式典が開催されています。

 このような功績に対して、平成30年春の叙勲において、クネズ市長の旭日小綬章の受章が決まり、本年の8月6日の同市での原爆犠牲者追悼式典の開催に合わせて、瀧口大使から、クネズ市長への勲章の伝達が行われました。

 クネズ市長は、今回の叙勲について、ビオグラード・ナ・モル市民を代表して感謝申し上げる,本市が開かれた,異文化を理解し,寛容で平和な都市であることを示すことができたことを誇りに思うと述べました。  

 また、当日は、市内の街頭には、クロアチア国旗とともに日章旗も掲揚され、さらに、原爆の被災などが約20枚のパネルで展示されるなど、市を上げて今回の叙勲を歓迎していました。

 

 今回の模様は、テレビ、ラジオ、新聞等で大きく報道されました。

 

ビオグラード・ナ・モル市ウェブサイト

 

HRTウェブサイト(Dnevnik(28分50秒ごろから))

 

ザダルスキ・リスト・ウェブサイト

 

HRTラジオ・ウェブサイト

 


原爆犠牲者追悼式典


伝達の様子

 


街頭に並ぶクロアチア国旗と日章旗


原爆関連のパネルの展示