多くのクロアチア人が日本に関心がありながら、クロアチアの大学における日本関係の教育はまだまだ十分とは言えません。現在、ザグレブ大学人間社会科学部では、学部内の再編を予定しており、その中では、日本学コースの強化が課題の一つとなっています。
このような事情を背景に、瀧口大使は、ディビャク科学・教育大臣を訪問し、今回の学部内の再編に当たっては、是非とも日本学コースの正規化を含む強化を実現したい、大臣のご理解とご支援をお願いしたいと述べました。
これに対して、ディビャク大臣からは、本件に関してはザグレブ大学からも話を聞いている、基本的に大学内の問題については大学内で検討がなされるが、日本学コースの正規化の重要性については十分認識しているとのお話がありました。