クロアチア科学・芸術アカデミーは、19世紀に起こったクロアチア文化の再生運動の一環として、シュトロスマイエル司教により設置されたもので、150年以上の歴史があります。本部は、日本大使館の道路隔てた向かい側にあるネオ・ルネサンス様式の建物にあり、いわば「お隣さん」です。
クシッチ学長から、アカデミーの歴史、シュトロスマイエル司教の思い、現在の活動状況、日本の科学者などとの交流状況などについて、お話がありました。さらに、外交関係樹立25周年の年なので、日本大使館と協力したイベントを開催したいとの提案もいただきました。
瀧口大使からは、クロアチアのアイデンティティに関する興味深いお話に感謝するとともに、両国の関係強化のためにアカデミーとの協力を進めたい旨述べました。