2月2日、瀧口大使はザダル市で開催されたツナ・スシ・ワイン・フェスティバルの開会式に出席しました。

 ザダルは、クロアチア海岸中央部にあり、ローマ時代の遺跡が残る観光都市です。この地域で畜養されているクロマグロの大半が日本に輸出されており、このご縁で、当館協力の下、ツナ・スシ・ワイン・フェスティバルが開催されています。今年は第4回目を迎えましたが、マグロ畜養業者のみならず、地元の10のワイナリーが協力するなど、地域に根ざしたフェスティバルとして定着しています。

 市内のレクター宮殿・博物館で開催された開会式には、市長、県知事のほか、チョリッチ環境・エネルギー大臣も特別参加するなど、関係者により盛大に行われました。

 瀧口大使からは、開催に尽力された市の関係者に感謝しつつ、このフェスティバルは、ザダルの魅力と日本との特別な関係に焦点を当てたユニークなもので、日本・クロアチア外交関係25周年を記念するのにふさわしいイベントだと述べました。

 このフェスティバルは、武道、折り紙などの日本の文化を紹介し、また、スシなどの日本食や地元のワインなどを楽しめるイベントとして、2月11日まで、ザダル市で開催されます。