10月29日、日本の鉄道弘済会とクロアチア・パラリンピック委員会の間で、協力覚書きが署名されました。

 鉄道弘済会は、日本におけるスポーツ用義足の研究・開発団体としてパラリンピック等でも貢献してきている公益団体です。今回、鉄道弘済会とクロアチア・パラリンピック委員会は、日本・クロアチア外交関係樹立25周年を記念し、また、2020年東京パラリンピック大会開催に向け、両団体が技術交流・人物交流を図るため、「スポーツ用義肢の開発・製作等の協力に関する覚書」を締結しました。鉄道弘済会側は当地に来訪した浅井会長が、また、クロアチア・パラリンピック委員会側はコバチッチ会長が署名しました。

 また、浅井会長以下、鉄道弘済会の義肢装具士や理学療法士の皆さんは、この機会に、リハビリテーションセンターや、義肢製作会社の視察も行い、クロアチアの義肢製作関係者や、パラアスリートの皆さんとの意見交換も行い、協力関係の一歩を踏み出しました。

 また、署名式の様子は、当地のマスコミでも取り上げられました。

 


署名式の様子


スポーツ用義足等の贈呈の様子