91年の国土防衛戦争の勃発時、クロアチアの東部の町ブコバルは、旧ユーゴスラビア軍などにより数か月間の包囲の後に占領され、これに続いて、市内の総合病院に収容されていた市民や兵士が多数虐殺されるという事件が起こりました。
26年目にあたるこの日、クロアチアの大統領や首相をはじめ多くの人々が、この病院に集い、近郊に設けられた記念墓地まで行進し、この地での虐殺や戦闘で亡くなった人々に対して献花をしました。
瀧口大使も、外交団の一員としてこの行事に参加し、今日の平和に至る厳しい日々に思いを致しつつ、献花をしました。