2月22日、亀井真由美氏に外務大臣表彰を伝達しました。

 亀井氏は、歌を通じた日本とクロアチアとの友好・親善に多大な貢献があったことから、平成28年度の外務大臣表彰を受けられました。同氏は、毎年ビオグラード・ナ・モル市で行われている広島・長崎原爆被害者追悼式典やブコバル市での旧ユーゴ紛争犠牲者追悼式典において、日本の歌を含む平和への祈りの唱を歌っており、日本とクロアチアとの平和の架け橋として活躍しています。また、2011年の東日本大震災の際には、ザグレブ市の大聖堂や地方都市においてチャリティーコンサートを開催し、義援金を被災地に寄付するなど、クロアチアの心を日本に伝える活動もしています。さらに、恵まれない環境のクロアチア青少年のための日本文化体験イベントへのボランティア活動など、様々な機会を通じて、民間レベルの文化交流の促進にも貢献しています。

 表彰式には日本文化関係者、クロアチア音楽関係者等が出席し、瀧口大使から亀井氏へ表彰状を授与しました。亀井氏からは、今回の表彰を迎えるに至ったすべての関係者に感謝するとともに、今後も日本とクロアチアの友好の架け橋になれるよう、関係者と協力しつつ、活動を続けていきたい旨のスピーチがありました。

 

 


表彰状の授与


亀井氏による歌の披露