三味線ロック・バンド「URUSHI」による、日本の伝統楽器と現代音楽を融合したスタイルのロック・コンサートを開催しました。また、コンサートの途中には三味線の説明や伝統曲の紹介も行いました。プーラでのコンサートには約130名、ザグレブでのコンサートには約100名の方が参加し、それぞれの会場では宮﨑参事官、瀧口大使が挨拶をしました。
このイベントは当館主催、ザグレブのライブハウス「Sax!」、プーラのライブハウス「Rock Caffe」、楽器販売会社EURO UNITの協力により、開催したものです。
① プーラでの公演の様子
②ザグレブでの公演の様子
三味線ロック・バンド「URUSHI」
2014年に結成。関西のライブハウスを拠点に、日本全国各地の音楽フェスティバルなどに出演。2016年にはウィーンで開催のヨーロッパ最大級野外フェス“Donauinselfest”に出演し、初のヨーロッパツアーを実施。
メンバーは大野敬正氏(津軽三味線)古賀和憲氏(ギター)、元岡衛氏(キーボード)、高橋常尊氏(ベース)、小林亮氏(ドラム)。 三味線の大野氏は8歳より津軽三味線を始め、12歳で名取を襲名、14歳で初代高橋竹山に認められ「竹山節本流継承者」となる。その後『伝統音楽を守りながら伝統音楽を壊す』をモットーに、多彩なジャンルからインスピレーションを受け、常に新しいものに挑戦していく斬新な演奏スタイルで国内外で活躍している。