1月13日,瀧口大使はプーラ大学で行われた日本語・日本文化に関するシンポジウムに出席しました。

 プーラ大学日本学科は,昨年秋,クロアチアで初めて,学位取得が認められる正式な学科として認められました。今回のシンポジウム「東南ヨーロッパにおける日本語・日本文化教育」は,同学科が,この機会を捉え,国際交流基金の助成を得て企画したもので,クロアチア国内の大学だけでなく,セルビア,スロベニアの大学からも教授が参加し,発表を行いました。

 開会式では,瀧口大使から,プーラ大学の日本教育の発展に対する尽力に感謝しつつ,今後日本からの観光客が増えることに伴い,日本学科の学生が観光ガイドとして活躍する場が増えること,また,このシンポジウムを通じて日本教育が更に盛んになることを期待する旨の挨拶をしました。シンポジウムでは,リュブリャナ大学のベケシュ教授による東アジアの視点での日本語の正書法についての基調講演などが行われました。

 

 


開会式での瀧口大使挨拶 


ベケシュ教授の基調講演