1月22日,ルクシッチ・ミマラ美術館前館長に在外公館長表彰(大使表彰)を行いました。

 

 ルクシッチ氏は,1999年以来16年間にわたりミマラ美術館の館長を務められ、昨年末に館長を退かれました。同館には,約30点の日本の美術品を所蔵しており,その内の一部を常時展示しています。また同館では過去,日本大使館主催天皇誕生日レセプション,日本関連美術展の開催(北岡文雄氏・平山郁夫氏の作品展示会,写楽展,「侍の世界から」など),ジャパン・デー(2010年及び2012年から毎年)の開催などを行ってきました。以上に対してルクシッチ前館長からは常に多大なる支援を頂きました。このように両国の相互理解と友好協力関係増進に大きな貢献があったと認められ,井出大使から同前館長に表彰状を授与し,同氏の長年のご苦労をねぎらいました。この表彰授与式には,ラトコビッチ=ブコヴチャン新館長も同席しました。

※ ミマラ美術館は,クロアチア国立であり,クロアチア文化省の傘下にある。ザグレブ市の中心にあり、クロアチア出身の実業家・美術品収集家のアンテ・トピッチ・ミマラ氏(1898~1987)がクロアチア市民に寄贈した作品等を所蔵している。1987年に開館した。

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