1月8日,日本の文化関係者達に在外公館長表彰(大使表彰)を行いました。

 

 井出大使は,千葉麻里氏,小倉隆子氏,大塚靖子氏の3名に表彰状を手渡しました。また名島薫氏と渡邉絹江氏(都合により表彰状授与に不参加)に表彰状を手渡すように千葉氏に依頼しました。

 皆さんは,いずれも日本文化を積極的に海外に紹介する事業を長年行ってきています。そして当館からの呼びかけに応じて昨年秋にクロアチアを訪問し,日本文化を紹介する事業を当館と連携してクロアチア各地で実施しました。

 ザグレブ市内においては,当館主催文化事業「ジャパン・デー」に参加し,着物着付け,浴衣着付け,折り紙,生け花,俳句,風呂敷,折り方など日本文化を総合的に紹介する事業を行いました。プーラ市及びスプリト市においてはそれぞれの都市に所在する国立大学を訪問し,茶道紹介も併せて行いました。右には学生のみならず市民も多数参加し,地元のマスコミからの取材も受けました。プーラ大学及びスプリット大学からは,このような総合的な日本文化紹介がそれぞれの大学で行われたのは歴史上初めてであるとの高い評価を得ました。特にプーラ大学では昨年秋から日本語教育を開始したところ,日本語を学ぶ学生達が日本文化に触れたことは大きな意義がありました。スプリット大学では学長,副学長が日本との協力推進を強く希望しており,大学でのイベントにも学長,副学長が参加しました。

 更に皆さんは今後も日本文化紹介事業を積極的に行っていく予定と聞いています。

 このように,日本・クロアチア間の相互理解と友好増進に顕著な貢献を行っている皆さんに,井出大使から厚く御礼申し上げました。