2月28日,当館がブコバル市で開催した文化行事が,NHKニュースで紹介されました。
この文化行事は,2月27日に当館がブコバル市で開催したものです。以下の通りのNHKの報道が行われました。
「クロアチア 折り紙で民族間の交流を 2月28日 6時16分
民族間の激しい紛争を経験した旧ユーゴスラビアのクロアチアで、異なる民族の子どもたちに折り紙などの日本文化を一緒に学んで交流を深めてもらおうという催しが開かれました。
この催しは、民族ごとに学校が分かれているクロアチア東部のブコバルで、日本の文化を一緒に学ぶことで異なる民族の子どもたちに交流を深めてもらおうと27日、現地の日本大使館が開いたもので、小学生と高校生合わせておよそ80人が参加しました。
クロアチアでは、1990年代の前半、旧ユーゴスラビアからの独立を巡って、クロアチア系とセルビア系の住民が各地で対立して民族間の紛争に発展し、ブコバルは特に激しい戦闘が起きたことで知られています。
小学生の子どもたちが挑戦したのは折り紙で、動物やかぶとの作り方を教えてもらうと早速、一緒に動かしたりかぶったりして遊んでいました。また、高校生たちは日本人の料理人から説明を受けながら、クロアチア特産のマグロや野菜などを使って手巻きずしを一緒に作り、女子生徒は「それぞれの文化を尊重すべきだ。お互いを尊敬し、協力していければいい」と話していました。
クロアチアの日本大使館の井出敬二大使は「子どもたちには幅広い世界のことを知ってもらい、一緒に勉強したり働いたりしてほしい」と話していました。」