2月26日,井出大使はザグレブ大学政治学部で,
「アジア太平洋における地域統合と日本の外交努力」と題して講義を行いました。

 

 

 この講義は,安全保障問題の専門家であるリディア・チェフリッチ教授が担当する国際関係論の授業の中で行いました。

 井出大使からは,グローバライゼーションの中で日本・クロアチア経済関係も近年発展しているが,アジア太平洋においては顕著な経済関係強化が進展していると指摘しました。冷戦終結はアジアに肯定的影響を与えたが,まだ課題と挑戦もあること,そして日本が平和主義に基づいて地域の問題解決と協力強化に努力していることを説明しました。

 100名近くの学部学生と大学院学生が熱心に講義を聞きました。日本と近隣国との関係等について活発に質問が出されました。井出大使から,アジアに行ったことがある人はいるかと聞いたところ,日本と中国を訪問したことがあると答えた学生が2人いました。


 ザグレブ大学のウェブサイト中の記事はこちら(クロアチア語) http://www.fpzg.unizg.hr/?@=2dzji#news_8980