2月24日,茂野書記官はザグレブ経済研究所で,「デフレ下での日本経済とアベノミクス」というテーマで講演を行いました。

 

 

 この講演では,(1)バブル経済の発生とその崩壊の要因, そこから得た教訓,(2)デフレの長期化が経済に与えたインパクト, (3)金融緩和がどのようにデフレ脱却に効果を発揮するかを含めアベノミクスの「3本の矢」の内容とその成果を説明しました。そして日本経済とアメリカ・欧州経済の現状について比較しました。     

 ザグレブ経済研究所の研究者を中心とする約30名が熱心に講演を聴きました。聴衆からは「第3の矢」である構造改革についての質問が出され,構造改革の進展には時間を要するものの着実に成果が現れていることを説明しました。その他日本の債務問題,イノベーション等について質疑応答がなされました。

    

 井出大使よりは, 日本経済構造の変化と対外経済関係の相互関係について補足の発言を行いました。