5月8日、ザグレブ大学政治学部において、岩渕功一モナシュ大学教授によるポップ・カルチャーを通しての国際交流に関する講演会が実施されました。

 

 

 同講演会は、国際交流基金ブダペスト日本文化センターの主催、ザグレブ大学政治学部の協力により実施されました。岩渕教授は、「日本におけるポピュラー文化、ネーション・ブランディング、及び文化の多様性」の題名のもと、日本のポップ・カルチャーが海外へ広がり、受入られつつある状況を説明した上で、ポップ・カルチャーが国境を越えた対話をどのように促進しうるか、歴史やジェンダー等の様々な社会的側面を上手く説明するのに、ポップ・カルチャーをどのように利用すべきか等について考察、問題提起を行いました。同講義には、ザグレブ大学政治学部及び哲学部インド極東学科日本学コースの学生等が参加し、熱心に講義に聴き入っていました。