3月18日,井出大使は,ネクタイを通じる文化交流についての意見交換会を開催しました。

 

 

 この意見交換会には,日本の新進芸術家の浦大典氏(写真)と,ネクタイを通じる文化交流を行っているクロアチアの非営利団体「アカデミア・クラヴァティカ」のマリヤン・ブシッチ会長らが参加しました。

 浦氏は,日本の京都西陣織のネクタイのデザインを手がけており,「日本週」(ウェスティン・ホテルで3月20から29日まで開催)で,ネクタイ他の作品を展示します。今回はそのために初めてクロアチアを訪問されました。

 「アカデミア・クラヴァティカ」は,ネクタイにちなんだ芸術作品を収集し,世界各地で展示も行っています。

 マリヤン・ブシッチ会長は,1990年にネクタイ・メーカー「ポトマック」社を創業しました。この意見交換会には,同社のフラニョ・ブシッチ社長も参加しました。

 芸術雑誌「Art Magazine Kontura」のニコラ・アルバネジェ編集長もこの意見交換会に参加しました。同編集長は,「アカデミア・クラヴァティカ」の活動に協力しており,ドブロヴニクにネクタイ・ミュージアムを建設する構想があると説明してくれました。

 クロアチアはネクタイの発祥地として知られていますが,もともとは女性が婚約した男性に贈る意味があり,男女の絆をすものだとの説明がありました。

 

「アカデミア・クラヴァティカ」のウェブ・サイトはこちら

http://academia-cravatica.hr/hr/