11月20日,関口芳史十日町市長一行が当館を来訪されました。

 

 2002年日韓サッカーW杯の際に,新潟県十日町市はクロアチア代表チームの事前キャンプを受け入れました。その後も同市とクロアチアとの友好交流が続き,2012年にクロアチア人建築家「P&Rアーキテクツ」からデザインの無償提供を受けて,同市当間多目的グラウンド(クロアチアピッチ)にクラブハウスも建設されました。同クラブハウスは,大会の開催や練習などで利用者の方々から快適に利用されているということです。

 十日町市は「国際的スポーツキャンプ誘致」を重要な施策として推進しています。関口市長は,今回のザグレブ訪問において,2020年の東京オリンピック・パラリンピック東京大会の際に再びクロアチア選手団に十日町市で事前キャンプしていただくことを,クロアチアの関係者に提案されたということです。各競技の選手が練習できる施設の手配も種々進めているとのことです。

 日本政府は2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催に向け,全国の自治体と参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図るとともに,スポーツ立国,グローバル化の推進,地域の活性化,観光振興等に資する観点から,「ホストシティ・タウン構想」を立案し推進しています。

 井出大使からは,十日町市のこれまでのクロアチアとの交流に敬意と謝意を表明し,日本政府の方針に則り十日町市の施策を応援し,また同市とクロアチアとの交流が更に発展するように可能な限りのお手伝いをさせて頂きたい旨伝えました。

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