9月28日,ザグレブ大学体育学部で,忍者についての講演とデモンストレーションを開催しました。
このイベントは,当館と国際交流基金の共催の事業として開催しました。
三重大学人文学部山田雄司教授からは,忍者の歴史,道具,忍者研究の意義,日本と日本以外の国における忍者に対する認識の違いについての講義がありました。
同大学川上仁一特任教授(伊賀流忍者博物館名誉館長,甲賀流忍術の継承者)からは,実際に忍者が社会でどのような活動をしていたのかの説明,また,どのような訓練をしていたのかについて実演がありました。
両教授は,忍者・忍術が日本人の忍ぶ心を示し,戦いを避けるための方策であるとの説明がありました。
講演当日の朝にはクロアチア国営テレビの取材と放送もあり,会場には多くの人が集まり,熱心に講演を聴き,質問も多く出されました。
また講演前日には,クロアチア人の忍者・忍術愛好家達との交流会を実施しました。
忍者レクチャーに関する報道は以下の通りです。
[HRT(クロアチア国営テレビ)]
http://www.hrt.hr/300780/magazin/posljednji-japanski-nindza-danas-u-zagrebu