12月3日,日本大使館は,クロアチア防護・救助局から,
5月の大洪水に際しての支援活動に対する感謝状を受け取りました。

 

 

 この感謝状授与式には井出大使が出席し,ペリニッチ防護・救助局長から感謝状を受け取りました。他にも数カ国の大使館関係者が同様に感謝状を受け取りました。

 この式が行われたのはクラピナ=ザゴリエ県クラピナ市(ザグレブ市から北西に約60km)内の大学(Open University)講堂でした。

  この式に参加した主な出席者は,コラル・クラピナ=ザゴリエ県知事、ムラク=タリタシュ建設・計画大臣,トンコビッチ内務次官,ガレリッチ大統領防衛問題顧問,マルクト赤十字総裁,約10の関係省庁幹部らで,約400名が出席しました。

 感謝状の文章は以下の通りです。

「クロアチア防護・救助局は,在クロアチア日本大使館が,2014年のサヴァ川周辺地域での洪水に際して被害民と住居への支援と救助を行い,諸課題の解決のためにプロフェショナリズム,献身,人道主義を示したことに感謝を表明する。」

  クロアチアのスラボニア地方サヴァ川流域に大きな被害を与えたこの大洪水に際しては,日本政府・JICAから緊急支援物資を送り,また日本企業・クロアチア在住日本人,日本のサッカーチームや個人の方々がクロアチア赤十字に義捐金を送りました。これまでもヨシポビッチ大統領,レコ議会議長,プシッチ第一副首相兼外務・欧州問題相らから日本に対して感謝の気持ちが表明されています。今回の感謝状もこのような日本全体からの支援への感謝を表すものだと受け止めています。