11月29日,ザグレブ市内で,柔道の五輪種目化50周年を記念する行事が行われ,井出大使が出席しました。
この行事(ガラ・ディナー)は欧州柔道連盟とクロアチア柔道連盟が開催しました。パトリック・ヒッキー欧州五輪委員会委員長,マリウス・ヴィゼル国際柔道連盟会長(写真①右),セルゲイ・ソロヴェイチク欧州柔道連盟会長(写真①左),ズラトコ・マテシャ・クロアチア五輪委員会委員長,サンダ・チョラク・クロアチア柔道連盟会長,トミスラヴ・チュラク・クロアチア議会副議長(柔道家)らが参加しました。この行事には,欧州柔道連盟所属の54の国のそれぞれの柔道連盟代表が参加し,過去50年の柔道の歩みを振り返りました。
井出大使からはこれらの関係者に対して,柔道の五輪種目化50周年記念行事を開催したことへの謝意表明を行い,今後とも日本として柔道を通じた交流を活発化させたいとの考えを説明しました。
またクロアチアの柔道家でリオ五輪に出場が期待される4名の柔道家(写真②左からズラトコ・コムリッチ,バーバラ・マティチ,イバナ・マラニッチ,トミスラヴ・マルマノヴィチ)と懇談しました。
クロアチア柔道連盟関係者からは日本の柔道界との交流を更に活発にしたいとの希望が表明されました。
この記念行事では,「柔道は単なるスポーツではなく,スポーツ以上のものである」「学校で柔道を普及させよう」というテーマでもビデオなども上映されました。
欧州柔道連盟ソロヴェイチク会長から井出大使に対して,柔道五輪種目化50周年記念記章が贈られました。