11月13日,井出大使,茂野書記官は,ザグレブ経済研究所を訪問しました。

 

 

 ドゥブラフカ・ユリヤナ=アリベコビッチ所長からザグレブ経済研究所についての説明を受けました。

 同研究所は,現在は34人の研究者を含む約60人のスタッフが働いている国立の経済研究所です。マクロ経済,ミクロ経済,イノベーション,財政,地域経済,エネルギーなど多様な分野の研究をし,クロアチア政府にも種々助言をしているているとのことです。同研究所の歴史は,1939年の創設にさかのぼります。ユーゴスラビア時代には,クロアチア以外にセルビア,ボスニア・ヘルツェゴヴィナ,スロベニア,マケドニアにも同様の経済研究所が創設されたということでした。現在もこれらの経済研究所と連絡をもっており,将来南東欧地域の経済情勢に関する共同研究活動を行うアイデアもあるとの説明を受けました。

 日本とクロアチアの経済関係者(研究教育機関,学者,研究者,ビジネス)の交流を盛んにしていくべく, 協力していくことで意見が一致しました。またユリヤナ=アリベコビッチ所長からは日本経済の最近の情勢についての情報提供をしてほしいとの要望があり, 日本大使館から様々な情報提供をしていくこととなりました。今回もアベノミクスに関する資料を提供しました。

 

ザグレブ経済研究所のウェブ・サイトはこちら

http://www.eizg.hr/