11月28日,井出大使はボルザン欧州議会議員の訪問を受け懇談しました。
日本・クロアチア関係の発展と欧州議会の動向について意見交換をしました。ボルザン議員は環境,公衆衛生,食の安全や地元オシェク=バラニヤ県の発展に特に強い関心をもっており,これらの分野での協力についても話し合いました。また井出大使からの質問に答えて,ボルザン議員からは5月の洪水の被害者は家に戻れない人も多く依然として厳しい状況だとの説明がありました。ボルザン議員からは,ユーゴスラビア時代にはホンダの工場がオシェク市にあり,地元経済に大いに貢献していた,1990年代の戦争の混乱もあり既に同社工場は撤退してしまったが,将来また是非日本企業に進出してほしいとの希望が表明されました。井出大使からは日本企業がクロアチアに投資をするように,日本企業と協力していくつもりであること,またビジネス環境改善などで支援をしてほしいと述べました。