25年前のこの日,独立を宣言したクロアチアの東部の町ブコバルを,旧ユーゴスラビア軍などが,数か月間の包囲の後占領しました。これに続いて,市内の総合病院に収容されていた市民や兵士を虐殺するとともに,多くの人々がこの地から強制退去され,また,強制収容所に入れられるということが起こりました。
25年目の当日,クロアチア大統領をはじめ多くの人々が,この病院に集い,近郊に設けられた記念墓地まで行進し,この地での虐殺や戦闘で亡くなった人々に対して献花をしました。この日集まった人々はクロアチア内外から10万人を超えるとのことです。
瀧口大使も外交団の一員として,この行事に参加しました。