大使館案内

平成30年 春のご挨拶

駐クロアチア大使 瀧口敬二

 雪の多かったザグレブも、ようやく春めいてまいりました。

 

 本年2018年は、日本とクロアチアの外交関係樹立25周年です。これを祝すため、在クロアチア日本大使館では、3月上旬、ザグレブ市内で「日本週間」を開催しました。「日本週間」は、多様な日本文化を紹介し、さらに、できるだけクロアチアの皆さんに体験していただくという催し物です。

 

 日本からわざわざお出でいただいた講師の方々、ヨーロッパ各国からお出でいただいた講師や演者の方々、そして、クロアチアにおいて日本文化に親しみ、携わっておられる日本人・クロアチア人の方々、大変多くの皆さんのご支援・ご協力により、11日間に及ぶイベントは開催されました。また、開催に際しては、ウエスティン・ホテルの多大なご協力をいただきました。

 お蔭で、より多くのクロアチアの人々に、より興味深く、日本の文化や社会に触れていただき、また、理解を深めていただくことができました。この場をお借りして、ご支援・ご協力をいただいた皆様に、心から御礼申し上げたいと思います。

 

 文化は、異なる文化と出会い、刺激を受けることにより、それぞれに新たな展開が生まれます。文化の違いが大きければ大きいほど、その刺激も大きくなります。今回の「日本週間」を通じて、クロアチアの皆さんに日本や日本文化に対する理解を深めていただくとともに、日本文化がクロアチア文化が更に豊かなものとなるきっかけとなれば、望外の幸せです。

 

 実は、この「日本週間」開催中、並行して、日本大使館以外の方々が主催された日本関係の行事も数多く開催されました。その中でも、是非ともここで紹介申し上げたいのは、3月11日、ザグレブの聖母被昇天大聖堂で執り行われた東日本大震災の犠牲者を追悼するミサです。ザグレブの聖母被昇天大聖堂は、日本のガイドブックでは必ず紹介されている大聖堂で、旧市街地に建つ2つの高い尖塔を持つ由緒ある教会です。

 

クロアチア・日本経済文化協会の呼びかけにより毎年行われているこのミサには、本年は、クロアチア議会・ザグレブ市からの参列者、日本大使館や同協会の関係者をはじめ、大聖堂の席が一杯になるほど多くのクロアチアの人々が参列して執り行われました。

http://www.hr.emb-japan.go.jp/jp/2018/nikokukan-2018-3-11.html

   

 東日本大震災後にも、被災地の小学生がクロアチアに招かれ、当地の小学生と交流をするということがありました。発災からは7年経ちましたが、本年も、日本から遠く離れたクロアチアの地において、犠牲者への思いを馳せるミサが開催されています。

 日本ではあまり知られていないザグレブの大聖堂での犠牲者追悼ミサですが、日本とクロアチアを結ぶ、暖かくそして太い絆となっています。

 

 この1年、25周年を記念する行事や事業について、随時、このホームページで紹介しています。できるだけ多くのクロアチア皆さん、そして日本の皆さんにも関心を持っていただき、可能であれば、是非参加していただければと思います。

 

 皆さんのご協力をいただきながら、日本とクロアチアとの更なる関係の強化に向けて、大使館全員で取り組んでまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。

2018年4月1日
在クロアチア特命全権大使
瀧口 敬二

【瀧口敬二特命全権大使略歴】

昭和30年生まれ,大分県出身。昭和54年運輸省(当時)入省。国土交通省鉄道局長,総合政策局長を経て,平成28年7月に在クロアチア特命全権大使に着任。在外公館では,平成7年より在連合王国日本国大使館にて勤務。




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