3月15日,井出大使のインタビューが週刊誌「ナツィオナル」に掲載されました。
井出大使からの説明のポイントは以下の通りです。
(1)日本は真摯に歴史に向かい合っている。戦後日本は一貫して平和・国際協力を追求してきた。北朝鮮等の情勢に鑑みて,防衛費を増やしているが,あくまでも防衛目的であり,GDPの1%程度である。
(2)中国との関係では,協力することが両国の利益であると考えている。それは中国の歴代指導者も同じ考えだと思う。
(3)クロアチアでビジネスビジネス展開をする場合,労働許可取得,観光ガイド資格取得等で,EU国民と日本人への差別的な取り扱いがある。クロアチア国民の雇用確保と日本からの投資増大を両立させる制度を作り出すべきである。
(4)日本の自動車輸入ディーラーが税関との関係で直面している問題について,クロアチア新政府の対応を期待する。
(5)プロミン火力発電所近代化プロジェクトには日本企業が参加することで真剣な検討が行われている。新政権下で同プロジェクトが進められることを期待する。
(6)マグロ畜養分野で日本企業が4千万米ドルクロアチアに投資した。
(7)クルク島LNGターミナル建設でも日本企業は貢献できる。
(8)今週日本文化を紹介する事業をザグレブ市内のウェスティン・ホテルで開催している。文化交流は非常に重要であり是非進めていきたい。
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