3月20日,第1回日本大使杯クロアチア囲碁大会を開催しました。
クロアチア囲碁協会から16名の選手がこの大会に参加しました。井出大使から,優勝者のムラデン・スムド氏にトルコ航空提供の日本への往復航空券を,準優勝者のステパン・メシュトロヴィチ氏にウェスティン・ホテル提供の無料食事券を贈りました。
クロアチア囲碁協会関係者によれば,クロアチアでは1909年に,軍港であったプーラで囲碁が始まり,1918年当時には約2百名の囲碁ファンがプーラにいたそうです。これまでクロアチアには30~40名の囲碁の有段者がおり,そのうち現在活動している有段者は5~10名ということです。1980年と2002年には欧州囲碁大会がザグレブで開催されました。囲碁を数学教育に取り入れる試みもあり,本年6月末に開催予定のクロアチア数学教師の大会で,囲碁についてのプレゼンテーションを行う予定とのことでした。
この囲碁大会は,ウェスティン・ホテル・ザグレブにおける日本週の一環として開催しました。
クロアチア囲碁協会のウェブサイトはこちら