3月11日,クロアチア・日本学術協会の総会が開催され,ツァル・リエカ大学副学長が新会長に選ばれました。

 

 

 クロアチア・日本学術協会(Croatia-Japan Academic Society)は,文部科学省,旧科学技術庁(STA),日本学術振興会(JSPS)等のプログラムを利用して日本に留学・研修し,クロアチアに帰国した人たちがつくっている任意団体です。同協会には,クロアチア以外の国から日本に留学し,日本でクロアチア人と結婚して現在クロアチアに住んでいる人々もメンバーとして含まれています。

 同協会の会長はウラジミル・デビデ博士でしたが,同博士が2010年に逝去された後は,会長は不在でした。

 ザグレブ市内ホテルで開催された総会には,21名のメンバーが参加しました。そしてズラタン・ツァル博士(神戸大学留学,現リエカ大学副学長)が新会長として選出されました。またツァル博士の提案により,マヤ・オシュトゥリッチ氏(クロアチア・ウォーター勤務)が事務局長に選出されました。  意見交換においては,クロアチアに帰国後,日本留学経験者が学位の相互認証や健康保健面などで問題に直面していること,両国関係の発展のために何ができるか,今後の組織の正式な登録といった諸点が話し合われました。

 井出大使は山田美樹外務大臣政務官の祝辞を代読しました。その内容は以下の通りです。