6月10日,日本アニメ関係者による講演がザグレブ大学芸術アカデミーで行われました。
6月6日から11日まで開催されたザグレブ国際アニメーション映画祭「アニマフェスト」に日本から参加した関係者がザグレブ大学芸術アカデミーで講演し,約70名の聴衆が講演を聴きました。同講演会では,土居伸彰・ニューディアー代表取締役・新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクターが日本の個人作家によるアニメーション史を解説し,東京藝術大学大学院映像研究科助教の村上寛光氏が同大学映像研究学科を紹介し,その後,同映画祭に参加した伊藤圭吾氏(東京藝術大学大学院映像研究科学生),片山拓人氏(アニメーション作家),宮澤真理氏(アニメーション作家)による作品の説明と上映が行われました。
ザグレブ国際アニメーション映画祭は,アヌシー(フランス),オタワ(カナダ)及び広島(日本)で開催される国際アニメーションフェスティバルと並び、世界4大アニメーション映画祭とされています。短編コンペティション部門で折笠良氏の「水準原点」が準グランプリにあたるゴールデンザグレブ賞を受賞しました。